今回は「ヘブンバーンズレッド」2章Day5の感想です。 重大なネタバレはありません。
前回のあらすじ
新たな反攻作戦「オぺレーション・プレアデス」に向け厳しい訓練に励む茅森たち31A。
同じく作戦に参加する31B部隊の隊長・蒼井と仲良くなるも、31Bの残りメンバーは隊長を軽んじる、協調性のない人間ばかり。 茅森も怒り、蒼井の命令を聞くように忠告に行きますが、全く聞き耳を持ちません。
作戦発動まで残り19日。 果たして31Bはチームとしてまとまることができるのか・・・?
Day5スタート。 今日も朝から訓練だ!
そんなこんなで第2章Day5がスタート。 この日は朝にちょっとした座学を行った後、フェーズ1最後となる実地シミュレーター訓練が行われます。 前日制圧したポイントαよりさらに先のポイントβを目指し、そこまで到達できればフェーズ1クリア、という訳ですね。
作戦内容の簡単な説明を受けたのち、早速シミュレーターで作戦開始地点へ移動・・・するのですが、ここで急に警告メッセージが。


ほう、強敵?


”強敵”のステータスはこんな感じ。 確かにやや強めではありますが、そこまでではないですね。 一応自軍の戦力を確認しておいて4,000以下ならちょっと育成しておくといいかもしれません。
ともかく、前日と同じく作戦エリアに到着。 マップ上の旗のポイント目指して進んでいきます。


道中のキャンサーを蹴散らしながら目的地まで進んでいくとその”強敵”が姿を現します。 強そうではありますがそこそこ強化していたうちの部隊の敵ではありません。 見事撃破し、ポイントβへの道を切り開くことができました。


強敵を撃破し、ポイントβを制圧した31A。 茅森はテンション上げ上げで展望台から「ヤッター」と叫ぼうとします。 元気だなー、うちの隊長。


しかしそんな31Aを見て面白くなく思っているのが前回バチバチだった31Bの水瀬姉妹。 「おめでたい奴らにゃ」とかほんと青春漫画の悪役みたいなこと言ってきます。




ともかく一部の不協和音はあるものの、無事にフェーズ1をクリアし、エミュレーションから帰還する茅森たち。 共同参加した31Bに関しても今のところ決定的な問題はなく、今後は更に練度を上げるべく訓練に励むよう通達され、本日の訓練は完了となりました。


蒼井のことが心配な茅森、話を聞きに行く。
訓練後、部屋に戻った茅森でしたがおもむろにどこかに出かけに行こうとします。 それを見たユッキーが「騎馬戦か?」と問いかけますが、「ちげーよ、蒼井の事だよ!心配じゃねーのかよ!?」といつになく真剣なトーンで突っかかります。
普段の茅森に合わせただけなのにね、ユッキー・・・




しかし31Bがバラバラなことに関しては茅森だけでなく他のメンバーも気になっていた様子。 共同作戦に参加する相方チームがそんな状況ではやっぱりマズいですよね。
という事で我らが隊長・茅森さんがとりあえず隊長の蒼井さんに話しを聞きに行くことになりました。


心のドアを永遠に閉ざすために!(*´ω`*)
・・・とまぁ茅森ジョークはさておき、蒼井さんの心の声を聞くためにいざ、蒼井のもとへ。
蒼井さんの胸中を聞く・・・前に茅森トークで心の扉を開くぞ!
部屋を出ると31Bの梢さんが外のベンチに腰かけていました。 早速話しかけ蒼井さんの居場所を聞き出し、すぐに蒼井さんの元へ向かう茅森。
表で蒼井さんを見つけた茅森でしたがどうやら蒼井さんの方も茅森と話したかった様子。 どうやら31Aメンバーと物凄く仲良くやっていけてる茅森さんのことを羨ましく思っているみたいなのです。 まぁ、うちの隊長は・・・ね。


やはり部隊を上手くまとめられていないことについていろいろ思い悩んでいる様子。 ここは蒼井さんの心の扉を開くため渾身の茅森トークをお見舞いしてやります。










・・・よし、これで蒼井さんの心の扉はこじ開けたぜ!
という訳で早速本題に入っていきます。




ダメだったかー・・・ラーメン屋の話響かんかったかー・・(´・ω・`)
初っ端の掴みは失敗したものの優しくスルーしてくれた蒼井さん。 その後は何事も無かったかのように自分の生い立ちについて話してくれました。
それによると「自分がとても平凡であること」「誰かを好きになったことも好きになられたことも無いこと」「両親が教師であり、試験で点を取ることでしか褒められなかったこと」など蒼井自身の人生について、そして「一度見たものを絶対に忘れない能力を持っている」とのこと。 茅森は「凄い能力じゃん!」と食いつきますが、蒼井自身は「暗記こそできるけどそれ以外はなにもない」とどこか悲しそうに話していました。








テストで高得点は取れたけど他のみんなのように得意なものがあったり夢中になれるようなものがあったわけではなく、そんな「空っぽ」な自分に気づいて愕然としてしまったとのことでした。 直後に茅森に「今の立場にやりがいはあるか」と聞いてくるあたり蒼井さんの方は今の活動に疑問を感じているみたいですね・・・
という訳でここはビシッと決めて蒼井さんに”やりがい”を示してやりましょう!


ただ凄惨な過去だけは拭い去れないけどな(`・ω・´)
壮絶な過去をほのめかされ、「過去に何かあったんですか!?」と驚く蒼井さん。 茅森も


とさらに続けていきます。 「え、倒れてた!?」と食いつく蒼井さん。 あ、この流れは・・・


ですよねー
時々忘れかけるけどこの人伝説的ガールズバンドのボーカルなんですよ。 盛り上げのプロなんですよ。
流石の蒼井さんも「楽しいんじゃん!?」と激可愛くツッコんでくれます。 うん、蒼井さんやっぱ31Aにツッコミ要因として来てくれ。 激しめのツッコミ要因しかいないんだ我が隊は。
話は本題へ 蒼井の苦悩を聞き、祝杯の約束を結ぶ
そうしてひとしきり雑談した後おもむろにベントから立ち上がった蒼井さんは「でもやっぱり私は茅森さんのように上手くはやれないんです。」と隊長として上手くいっていない現状を吐露してくれます。




そして隊長に任命された時、本当は自分にもそんな役目が宛がわれたことを嬉しく思い、部隊のみんなをまとめて、誰も死なないように頑張ること、それが自分の生きる意味なんだと決意を固めていたことを話してくれます。
先ほど自分の「空っぽ」さに愕然としていたと話してくれた彼女だからこそ初めて見つけた”生きる意味”にそうした姿勢で臨んでいったんですね。




しかし現実はそう上手くはいかず、チームは周りから見ても分かるくらいにバラバラ。 蒼井さんも孤立してしまい、そんな終わりのない地獄のような状況がずっと続いているとのことでした。


自分の無力さに協調性のないチームメイト。もはや手の尽くせぬような状況に苦しみ続けている蒼井さんを励ますため、茅森が声を上げます。


あの茅森隊長がふざけないだと・・・!?
とにかくここは蒼井さんを31A全体で支えようという意味を込めて「あたしらがなんとかする」を選択します。


当然「なんとかする」ってなんですか?と蒼井さんに聞かれますが言う事を聞かない31Bメンバーを「〇〇〇する」と伏せなければならないような手段を駆使してなんとかしようとします。 流石茅森、手段選ばないぜ。
それはまぁ冗談として、最後に「そんな状況でも前線に何故立ち続けるのか」と問いかけていきます。 しかしこれについては蒼井自身も今のところ自分の決意がどう固まっているのかが分かっていないようた。 そんな蒼井を茅森は「自分たちが付いているから自信持って頑張れ」と激励。 「次の作戦が終わったら2人っきりでこっそり祝杯上げようぜ」と星空の下で約束を交わしました。


・・・フラグじゃないよね・・・?(-_-;)
31Aの寮室に戻り、蒼井さんのことを報告。
そうして蒼井さんと別れた茅森は31Aの寮室に戻ってきます。
今まで蒼井さんと真面目な話をしてきて疲れたのかユッキーをからかい倒す茅森さん。


ひとしきりユッキーと戯れた後、本題である蒼井さんの戦う理由について聞いたことをみんなに話し始める茅森。
蒼井さんの戦う理由、それは「みんなをまとめて死なないように頑張ること」ですね。 それを聞いて理由には納得するものの現状があれでは不安が大きすぎる、と鋭く指摘する31Aの面々。 そんな彼女らに対し茅森はその不安は蒼井自身も感じていること、そんな彼女の頑張りを労うため2人きりでの祝杯の約束を結んだことを話します。


そんな”2人きりでの祝杯の約束”に「修羅場だわ・・・」とつぶやくつかさっち。 あ、そういう流れ・・・?
「ちっがーう!」と喚きながら嫉妬を否定するユッキーに「そのあと構ってやるから」とフォローする茅森。 最後はいつもの31Aのノリに戻りつつ、賑やかに夜は更けていくのでした・・・


今回はここまで 簡単な感想
・・・はい、というところで今回はここまでです。
今回は31Bの隊長である蒼井えりかさんとガッツリ話し合い、彼女自身のことや抱える不安や苦悩を少しずつですが知ることができた、深堀回となりました。
特に印象的だったのは言うまでも無く夜、茅森が蒼井さんと2人きりで話すシーン。 理想と現実の落差に挫けそうになっている蒼井を茅森の独特のパワーと話術で奮い立たせ”頑張ったね”という意味を込めて2人きりでの祝杯の約束を結ぶ。 シチュとBGMも相まって茅森さんが物凄くカッコよく見えちゃいました(´▽`*)
・・・ただ、なんかフラグになってそうで怖いですね・・・蒼井さん、頼むから死なないでくれよ・・・
今回はここでターンエンドです。 また次のターンでお会いしましょう(/・ω・)/
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