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はじめに ジオングについて
ガンダム好きの皆さん、突然ですがジオング、というMS(モビルスーツ)をご存じですか?
最近のシリーズしか見てないという方は知らないかもしれませんがジオングはガンダムシリーズの第一作目「機動戦士ガンダム」に登場する敵対組織、ジオン公国のMSです。 足のない異様なフォルムと頭部・腕部が分離してのオールレンジ攻撃で非常に印象に残りやすいMSです。

機体解説(引用)
設定解説
一年戦争末期、ジオン公国軍はニュータイプを兵器として投入するため、サイコミュ・システムを搭載したMSの開発を計画する。計画案は仮の型式番号として「MS-16X」で承認され、先行して「ジオング」の名称も付けられている。これは、究極のMSにジオン公国の名を冠することによる国民の士気高揚を意図するものであるといわれる一方、公国の基本理念である「ニュータイプの発現」を証明するMSとして開発されたためであるともいわれる。
サイコミュ・システムの試作に関しては、当面のデータ収集とビーム兵器のテストを兼ね、中型戦闘機、MAブラウ・ブロ、そしてサイコミュ試験用ザク(のちにサイコミュ高機動試験用ザクに改修)の3つの母機が用意されている。
機体各部に計13門ものメガ粒子砲を装備するためにジェネレーターは大型化され、通常のMSの3.8倍ものキャパシティで設計がおこなわれている。また、純粋な宇宙戦用として通常は歩行ユニット(脚部)は搭載されず、代わりに可変式のメイン・ロケット・モーターが搭載されている。陸戦用の歩行ユニットを装着する場合は、このユニットごと交換する。腰部スカートが大型化されて大推力エンジンが集中されており、脚部装着時はこちらがメイン・スラスターとなる。
サイコミュ(高機動)試験用ザクによるデータ収集が進むうち、本機の制式な型式番号として「MSN-02」が与えられる。しかし、A級ニュータイプであるララァ・スンの出現と、それにともなう無線誘導サイコミュの完成により、本機は完成直前にプロジェクト・チームの一部を残して本国防空隊の工廠に預けられ、一般兵士用として研究が続行される。その後のア・バオア・クー防衛戦では、稼働状態にあった3機のうち1号機がシャアによる搭乗で実戦参加しているが、残りは工廠内にて大破・消失したという。
引用元:ジオングwiki
劇中での活躍
テレビ版『機動戦士ガンダム』第42話・第43話にて描かれた一年戦争最後の決戦、ア・バオア・クー戦においてジオン軍の最終MSとして登場。先の戦闘でガンダムに乗機のゲルググを中破させられて使用できないシャア・アズナブルは、キシリア・ザビからパイロットの決まっていない本機を託される。シャアはブラウ・ブロとの関連性に言及し、キシリアはエルメスのサイコミュを部分的に取り入れた機体だと説明している。
テレビ版『機動戦士ガンダム』第42話・第43話にて描かれた一年戦争最後の決戦、ア・バオア・クー戦においてジオン軍の最終MSとして登場。先の戦闘でガンダムに乗機のゲルググを中破させられて使用できないシャア・アズナブルは、キシリア・ザビからパイロットの決まっていない本機を託される。シャアはブラウ・ブロとの関連性に言及し、キシリアはエルメスのサイコミュを部分的に取り入れた機体だと説明している。
本機に与えられたキシリアの命令は、ア・バオア・クー要塞Sフィールドに出現した連邦軍艦隊を、第34MS隊と共に迎撃することである。最初はジオングに不慣れなためにシャアの焦る描写が描かれ、テレビ版ではナレーションでもその際における彼の心理状態が語られている。そんな状態のシャアが搭乗したにもかかわらず、本機はMS18機を撃破して戦艦4隻を撃沈するという戦果を挙げる。
その後にガンダムと交戦するが、その最中にシャアはガンダムを見失い、同機が血路を開くのを許してしまったため、連邦軍艦隊の撃滅という本来の任務は果たせていない。連邦軍MS隊が要塞に取りついたのち、本機とガンダムは本格的に交戦する。本機はビーム・ライフルが4発命中してもなお戦闘を続行する耐久力を見せるが、頭部ユニットのみになりながらもア・バオア・クー内で相討ちとなり、破壊される。しかし、爆発直前に脱出していたシャアは、ア・バオア・クー内にてアムロとの生身の対決になだれ込む。
OVA『機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル』では、第34MS隊のエリク・ブランケ少佐(ゲルググ搭乗)の視点によるジオングとガンダムの戦いが描かれている。エリクは本機に足がないことに驚き、「あれで正解なんだ」と呟く。戦闘突入後、ジオングはサラミス1隻、ジム3機、ボール4機を撃墜し、ガンダムと交戦している。この戦闘は、シャアがガンダムを見失って連邦軍MS隊がア・バオア・クーに取りついた直後に相当する。
富野による『機動戦士ガンダム』の構想案「トミノメモ」では、ニュータイプ戦士ゴラが搭乗してガンダムと戦い、撃墜される。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ギレン・ザビが極秘に開発し、自らへの忠誠心を見せる約束でシャアに与えている。コックピットは首周りの1か所のみと設定が変更されており、分離時には頭部と首周りが一体となっている。展開自体はアニメ版と大きく変わらない。
漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』に収載された「バカがボオルでやってくる!」では、ジオングの大型化の理由を「ソロモン戦で確認された浮遊する巨大なガンダムの頭部から逆算された大きさの『ガンダム』に対抗するためという噂」として描かれている。
ジオングwiki
機動戦士ガンダム」のラスボス機体 脚の無い未完成状態で出撃した
ストーリー最終盤にライバル、シャアが乗機とした、いわゆるラスボスとして登場した機体で、人間で言う腰から下の脚部が無く代わりにスカート状の腰部分に多数のバーニアが搭載されています。
ちなみに脚部は設計段階で存在しない訳ではなく、ア・バオア・クーでの決戦に間に合わせるために急ピッチで製造したものの結局間に合わず、取り付けられなかったという事になっています。
足が付いた状態の「パーフェクト・ジオング」もMSVなどに登場し人気を博しています。 が、個人的にはやっぱり足がついていない方が好みですね(/・ω・)/
先行配備型でかなり急いで配備されたゲルググですら自分用に赤く塗った、流石のシャアもこの機体だけは赤く塗ることができなかったことからもジオングがいかに急いで作られたか分かりますね。
機体の制御や、火器官制の一部に、特殊な脳波を使用して直感的な操作を可能とする「サイコミュ」を採用しており、メガ粒子砲を搭載した腕部を本体から分離させ、本体とは別の位置から攻撃することもできました。
さらに腰部分、頭部の口に当たる部位にもメガ粒子砲を装備しており、まさに全身火器と言える凶悪なMSで、本来は対MSというより、予測不能な方向からの一撃で敵艦隊を殲滅する、対艦隊戦を意識したMSでした。
個性的なデザインの多いジオン軍MSの中でも脚の無いその異様なシルエットやドクロを思わせる不気味な頭部デザイン、腕部が本体から分離して多方向から攻撃してくるあげくに胴体を失っても頭部だけで戦い続ける異様さなど一度見たら忘れられない強烈なインパクトを放つ存在でした。
アニメ劇中での活躍 アムロでなければ倒せなかったのでは・・・
劇中ではアニメ最終盤での決戦に主人公、アムロの乗るガンダムの前に立ち塞がりますがこの時点でのアムロの能力が高すぎた事もあり性能的には大きくリードしてしていながら相討ちという結果に終わっています。
しかし、この時点の覚醒したアムロとマグネット・コーティング済みのガンダムの能力はまさに別次元の強さで、現に直前に行われたララァが戦死した戦いでは、スペック的に互角以上であったゲルググで対決したものの、相手にならず、終始圧倒され、完敗という結果に終わっています。
そのアムロが乗るガンダムと相打ちにまで持って行けたのは当時のジオントップクラスのパイロットであるシャアの能力と、このジオングの性能の高さあってのものだったかもしれません。
このジオングはジオン指導部もおそらく特別視していたことは間違いなく、造語ばかりのMSの名前の中で、国名を冠する名を与えられたこと。 ジオン公国の各メーカーによって製造されるMSと違いア・バオア・クーという決戦地となるであろう場所の工廠内で製造されたこと。 ジオング撃墜の報告を受けた際に、指揮官のキシリア・ザビが「赤い彗星も地に墜ちたものだな・・・」と未完成で出撃させた、ジオングではなく、シャアの方に落ち度があるかのような発言をしたこと。
これらはすべて、ジオングがジオン上層部にとっても特別なMSとして認知されていたことの裏付けだと思われます。
むしろ逆に連邦側から見ればもしアムロの駆るガンダムがいなければ、シャアのジオングを倒すことは至難の業だったのではないかと思います。
実際、ジオングの性能は圧倒的にガンダムを上回っており火力や装甲などのスペック的な数値だけでなく、サイコミュ、という先端技術の実装などガンダムとは大きな差がありました。
アニメでも、ガンダムのビームライフルが数発機体に直撃しているのに耐えてみせたり、逆にジオングの発射したビームをガンダムがシールドでガードした際に一撃でシールドを持った左腕ごと吹き飛ばされたり、アムロから見れば「理不尽なクソゲー」のような火力差を見せつけていました。
最終決戦にて初登場した機体なので出番はそれほど多くなく活躍を見ても、主人公を圧倒した感はありませんでしたがそれでも短い出番で、ラスボス機としての存在感を示し、相打ちとはいえ、主人公機のガンダムを撃破した事、似たようなデザイン、バリエーション機の多いガンダムやザクと違い、他に似通った機体のいない唯一無二ともいえるデザイン。
あとゲーム「連邦VSジオン」での「ドゥワオォォォウン・・・」って感じの、独特のビーム発射SE(伝わらない)
そんな理由で、小学生の時に見て以来、ずっと好きなMSです。
そんなジオングがここ最近、なんと再注目されてきているようなのです。
まさかのRG最新作に抜擢!?最新技術でのガンプラ化

2020年8月。バンダイホビー事業部からジオングのRG化が発表されたときは本当に驚きましたね。
RG(リアルグレード)はガンプラの中のブランドの一つで144/1という小型サイズながら、一つ上のグレードであるMG(マスターグレード)にも劣らない内部フレームなどの細やかな造形、 アクションフィギュア並みのダイナミックな可動、それでいて初心者でも組み立てやすく設計された説明書やゲート配置のデザイン。
作っていて楽しい・作った後動かして楽しい。 それがRGです。
![RG 1/144 ジオング プラモデル 『機動戦士ガンダム』[BANDAI SPIRITS]《在庫切れ》](https://img.amiami.jp/images/product/main/204/TOY-GDM-5119.jpg)
ただ、比較的新しいシリーズのため、ラインナップされているMSが少ない、とりわけガンダム系以外のマイナー機体が少ないのが難点でした。
初代のラスボス機体であるジオングも今までそのラインナップに加わっていませんでしたがこの度、とうとうRGジオングが発売されることになりました。
その造形・作りこみは素晴らしいの一言!ジオング好きなら購入一択ですね(*´・ω・`)
気になった方はバンダイホビー公式サイトへどうぞ
ラストの名シーン再現!? 「THE LAST SHOOTING ZEONG Ver.」

バンダイさんのアパレル関連公式ショップ「バンコレ!」にて「THE LAST SHOOTING ZEONG Ver.」と銘打ってジオングのワンポイントの入ったジャケットやトートバッグなどが発売されます。
こちらは企画名にもありますが、アニメ最終話でジオングとガンダムがお互いに半壊した状態で最後の一撃を放つ通称「ラストシューティング」のシーンをモチーフにしたグッズ展開ですね(^-^)
ジオング 唯一にして 最大の見せ場ですのでジオング好きにはたまらない企画だと思います。
気になった方はプレバン商品紹介ページでチェックしてみてください。
最後に RGジオン軍シリーズ、充実してほしい・・・
今回は発表時から気になっていたRGジオングの購買欲からちょっとジオングの話がしたい、という雑記でした。
もし今までジオング、という機体を知らなかった、という方やちょっとでも興味が湧いた方は是非チェックしてみてください(^-^)/
他にもおすすめの記事を紹介しています。 よろしければこちらもご覧ください。
→ENTRY GRADE 紹介記事まとめ はじめてプラモデルを作る人向け
こういう昭和時代の旧作品の機体でもある程度のファンがいて、2020年も終わろうかというこんな時代にグッズ化でまた脚光を浴びるというのは本当にいいものですね。
バウンド・ドッグのHG化などもそうでしたがまだまだバンダイさんは驚かせてくれそうです。
・・・RGゾックとか需要無いんですかね(*´▽`*)
読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m






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