今回は女子高生スパイアニメ、「プリンセス・プリンシパル」を紹介したいと思います。
ネタバレは極力控えております。見るか迷ってるんだよね、という方に少しでも作品の魅力が伝えられたらいいなと思います(*´ー`*)
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プリンセス・プリンシパルはこんなアニメ【こんな方にオススメ】
- カッコ可愛い女性キャラが活躍するアクションアニメが好きな方
- ド派手な特殊能力での戦闘より、銃や刀での戦闘シーンの方が好きな方
- スチームパンク的な世界観の好きな方
- ルパン三世のようなアニメが好きな方
このようなアニメ等が好きな方にはオススメです。
「プリンセス・プリンシパル」は2017年に放映された、架空のロンドンで活躍する女子高生スパイチーム「白鳩」の活躍を描いたスパイアクションアニメです。
かなりライトに作ってあり世界観の説明もキャラクターの掘り下げも必要以上には行わず、それでいて分かりやすく入り込みやすく、取っ付きやすいです。
1話完結の構成、アクションの多さ、話の分かりやすさなど「ルパン三世」に近い印象ですね。
余りに現実離れした特殊能力も少なくド派手な能力者バトルものなどに飽きたという方にもオススメです。(限定的な飛行能力や変声能力などはあります)

本作の主人公、アンジェ。彼女の秘密が本作の魅力の一つ。
作品概要
プリンセス・プリンシパルは2017年に放映されたテレビアニメ。全12話でジャンルはスパイアクション。
シリーズ構成には「コードギアス」や「プラネテス」の構成、脚本を担当した大河内一楼氏。
アニメーション制作は「ガールズ&パンツァー」で有名なアクタスと「天体のメソッド」で有名な「Studio 3Hz」による共同制作です。
また、全6章の劇場版の公開が決定しておりその第1章が2021年2月11日に公開予定です。
プリンセス・プリンシパルの簡単なストーリー導入
舞台は19世紀、アルビオン王国の首都、ロンドン といっても空中浮遊技術を開発し、それを軍事に転用することで覇権国家となっていたり、革命によって東西に分裂し、その境目に壁が築かれ王国と共和国に分裂し互いに自由な行き来が出来なくなっていたり実際の歴史上のロンドンとは異なる点がいくつかあります。
ロンドンはそんな微妙な情勢もあり各国のスパイが暗躍する、影の戦場となっていました。そんなロンドンで活動する、共和国側の 女子高生スパイチーム「白鳩」に所属する5人の少女達がそれぞれの能力を駆使して影の世界で暗躍していく。
以上がプリンセス・プリンシパルの簡単な導入部分です。
作品全体に暗い雰囲気はなく、スパイものというよりもアクションアニメよりで話によってはシリアスな展開はありますが、コミカルなコメディ回もあり、仲間が死んでズーンと落ち込んだり、絶望的に追い込まれたりいわゆる「鬱展開」というものはありません。なので、やたらめったら絶望展開のあるアニメや鬱展開なアニメが苦手な方でも楽しめます。

一話完結で見やすく、話の時系列をシャッフルして放送
大筋となるメインストーリーはありますが、基本的に1話完結の構成で話が組まれており1話ずつ、キリよく独立したストーリーを楽しむことが出来ます。またTV放送された時は話の時系列を前後させて放送しており、第一話ではチーム5人全員での活躍を描いておきながら続く話ではチーム結成前の話が放映されたりしました。
この見せ方は個人的には好きなのですが時系列がバラバラで分かりにくい、という方もいましたので人によって好みは分かれるかもしれません。
主人公の出自に関わる謎が明らかになって行くメインストーリー
話の構成としては各話それぞれが別のエピソードとして成り立っているものの、主人公と、ある主要人物の出自や過去に関わる話がメインストーリーとして存在します。
1話から10話くらいまでは個別の話をやりながら、そのメインストーリーに関わる細かい伏線が張られていきます。それらを踏まえてラスト付近で明らかになる真実にはあっと驚くことになると思います。

アルビオン王国の王女、シャーロット。主人公のアンジェに関係する大きな秘密がある。
【プリンセス・プリンシパル】おすすめポイントまとめ
本作のアピールポイントは
- カッコ可愛い女の子キャラによるアクション
- 19世紀ロンドンがイメージのおしゃれな雰囲気
- 丁寧な伏線と驚きの展開が気持ちのいいメインストーリー
- 基本的には1話完結でテンポよく見られる
- 必要以上に暗くなりすぎない展開
- 跳弾や剣戟、エンジン音など音響スタッフさんこだわりのSE
他にも細かいスタッフさんのこだわりや見所などはありますが、ネタバレ無しで書くとこんな感じです。
個人的にはキャラクターの掘り下げも最低限行われつつ、「国の事情によって引き裂かれた二人」というメインの話を情報をバランスよく小出しにすることでテンポを損なうことなくアニメとして見せていく構成の上手さが素晴らしいと思いました。
メインの5人もそれぞれにいわゆる「メイン回」がありキャラクターの魅力を引き立ててくれます。シリアスとコメディのバランスも非常によく、12話という話の尺を、中だるみすることなく絶妙に使っていたと思います。
アニメの評価は趣向によって人それぞれだとは思いますが私的には2017年屈指の名作だと思っております。少しでも興味を持っていただけた方は是非見てみてください(=゚ω゚)ノ
2021年2月11日 劇場版公開 その前に一挙放送も
2021年2月11日に全6章のうちの第1章「プリンセス・プリンシパル Crown Handle 1章」が公開されます。
本当は2020年頭に公開予定でしたが、例のウイルス事情もあって公開延期になってしまいました(;一_一)ただ皆さんもご存じのとおり、ここにきてまた勢いを増してきているようですので、2月になって映画がまともに公開できる状態かどうかはちょっと分からないですよね・・・
私も見に行きたいんですが・・・(-.-)
また1月3日にはTOKYO MXにてTV版の一挙放送が行われます。未視聴の方はこの機会に是非見てみてください。では( `ー´)ノ
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