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「エンダーリリィズ」がメチャ面白い!スイッチでできる「ホロウナイト」系ダークアクションを紹介!

ゲーム
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最初のボスから強くない・・・?

はじめに

皆様こんにちは翔と申します。

皆様は先日放映された「ニンテンドーダイレクト2021 E3」はご覧になりましたか? ゼルダBOW2の続報や、メトロイド・マリパ・メイドインワリオ新作の情報など、任天堂ファンなら興奮必至の盛りだくさんの内容となっておりました。

そんな大型タイトルの発表にファンは大いに盛り上がっていましたが、そんなタイトルに紛れて、あるインディーズタイトルの発売も告知されていました。

そのタイトルは「ENDER LILIES: Quietus of the Knights(エンダーリリィズ)」

ニンテンドーダイレクト映像内ではそれほど紹介は多くなく、私もぱっと見「色々面倒な洋ゲーっぽいゲームだな・・・」くらいの印象で、正直全くノーマークだったのですが、ふと見たニンテンドーストアランキングで上位に食い込んでおり、その後見てみたタイトルPVでもよさげだったので、購入してみました。

そしてやってみると、ややダークな雰囲気、非常に快適な操作性、徐々に解禁されていくアクション、それによって広がっていく探索範囲、回避主体の手強い戦闘など、全体的に名作アクション「ホロウナイト」に近い印象を受ける、非常にやりごたえのあるアクションだと感じました。

それでいて、「レベル制の採用」や「マップ標準装備」、など便利な機能も搭載されており、非常に快適なゲームプレイが実現されていますので、「こういう洋ゲー的ゲームって面倒なんでしょ?」という方も毛嫌いせずプレイしてほしいです。

かくいう私も、「ホロウナイト」や「ウィッチャー」など、プレイしていてやたらと面倒なところの多い洋ゲーチックなゲームはあまり好きではなく、途中でやめてしまうことも結構多いのですが、この「エンダーリリィズ」は細かいところが結構親切に作られていますので、私のような洋ゲー嫌いな方も是非最後まで見て、面白そうだと感じたらプレイしてみてください。

少女リリィと不死の騎士たちが滅びの世界を探索するダークな雰囲気も素晴らしいです。

ゲーム概要

ENDER LILIES: Quietus of the Knights
タイトルENDER LILIES: Quietus of the Knights
ジャンル2Dマップ探索アクション
配信開始日2021年6月22日
対応機種steam / Nintendo Switch
価格2,780円
ストアページhttps://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000035192.html

「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」作品PV

ゲーム内容の簡単紹介

それではゲームの内容について超簡単に紹介していきたいと思います。

【ゲーム内容】メトロイドヴァニア的探索アクション

アクションの基本「ジャンプ」や
崖昇りを駆使してダンジョン内を探索していきます。

本作「ENDER LILIES」は簡単に言うと「マップ探索型の2Dアクションゲーム」で、ゲームの進行とともにスキルが増え、そのスキルを使って探索エリアを拡大していく、という「メトロイドヴァニア」的なゲームとなっております。

こういったジャンルのゲームは個人的には大好きで、新しい装備やスキルを手に入れるたびに「あ、これであそこ行けるようになった!」と、未知のエリアに踏み込んでいく感覚がたまらないんですよね(*’ω’*)

【特徴】攻撃・スキルは「不死の騎士」が担当!? 

ちょっと見ずらいですがYボタンを押すとリリィの前に騎士が出現し目の前を斬撃します。

本作のちょっと特殊なポイントとして、通常操作するキャラは少女「リリィ」なんですが、攻撃やスキルの発動は、彼女を守護する「不死の騎士」が行う、という特徴があります。 彼らは普段はリリィとともに行動する小さな光球となっており、攻撃の瞬間だけ姿を現します。 ジョジョの”スタンド”みたいな感じですね

本作はこの「無垢な少女」と「不死の騎士」という対照的な主人公が大きな特徴の一つとなっています。

とはいっても攻撃範囲やレスポンスなど、ゲーム的には特に不便に感じたり、癖を感じることもなく、普通のアクションゲームと同じ感覚で攻撃を行えます。 最初から取得しているスキル「斬撃」はYボタンで行える通常攻撃で、リリィの前方を騎士が切り払ってくれます。 この攻撃は発生が早く、連続入力で3愛まで連続できることができます。

【特徴2】新たなスキルは”穢れた魂”を浄化することで取得できる

ボスとしてリリィの前に現れるのは、かつて彼女と親交のあった者たちばかり。 この物悲しい雰囲気も本作の大きな魅力。

主人公「リリィ」は”穢れた魂”を浄化することで、新たなスキルを取得することができます。

”穢れた魂”はリリィの前に立ちはだかるボスたちを倒すことで浄化することができ、そのボスの持っていた能力の一部がリリィの新たな力となり、戦闘が有利になったり、新たなエリアへの道を開いてくれます。 また、ボスたちはリリィがいない間に魂を穢されてしまった知人たちで、彼らの魂を浄化するたびに彼らの回想、という形で、ストーリーに関する謎が紐解かれていきます。

【特徴3】滅亡した王国を舞台とした、悲劇的で物悲しい世界観

「エンダーリリィ」は物悲しいストーリー世界観も大きな特徴です。

<物語>
昔々、彼方の「果ての国」にて。
突如降り始めた「死の雨」は、
生きとし生けるものを狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。
人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。

エンダーリリィ あらすじ より

舞台となる「果ての国」は、荘厳な王城、水没した深森、地下の禁じられた汚染領域など、悲劇的で美しい世界が広がっています。 フィールドはどこも退廃的で”死”や”滅び”を強く印象付ける素晴らしいデザインになっており、悲劇的な世界観への没入感を高めてくれます。

主人公の少女「リリィ」の失われた記憶と滅びた王国、魂となりリリィを守護してくれる不死の騎士、かつてリリィと親交のあった穢者たち・・・儚くも謎多きストーリーはプレイヤーをすぐに「果ての国」へと引き込んでくれることでしょう。

「ENDER LILIES: Quietus of the Knights」のここが凄い

【アクション】アクションゲームとしての出来は素晴らしい

アクションの基本となる「ジャンプ」の感度が良く、思い通りに動いてくれるのが素晴らしいです。

アクションに関してはジャンプや攻撃などのレスポンスや操作感は非常に良く、アクションゲームをやったことがある方なら、1分動かせばもう思い通りに動かせるようになると思います。

個人的に動かしていて楽しくないゲームはストーリーやら世界観がどんなに良くても好きにはなれないですし、高難易度アクションとか言いながらただ操作性が悪いだけのゲームとかは論外だと思っていて、その点この作品は非常に良い操作性でありながら、歯ごたえのあるアクションが楽しめる、非常に良いアクションゲームです。

また、キーコンフィグ機能もあり、自分好みのボタンは位置に変更できる機能も地味に嬉しいですね。

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【戦闘】回避主体のスタイリッシュな戦闘が緊迫感満点!

・最初のボス戦の映像の1部です。 1撃が重く、正面からのごり押しはほぼ不可能なので、的確に攻撃を回避しヒット&アウェイが基本となります。 ・・・ていうか最初のボスから結構強いです(-_-;)

本作にはZRボタンで行える「回避」というアクションがあり、主人公リリィが約3キャラ分くらいの距離をヘッドスライディングし、敵の攻撃を回避できます。

このアクションがゲームの攻略上非常に重要で、ボス戦は勿論、道中の雑魚敵戦ですらこの回避を使いこなせないと普通に負けたりします。 ていうか普通に雑魚も強いんですこのゲーム・・・

ボス戦ではボスの1撃1撃がかなり強力なうえ、HPも高いため、正面から殴り合ってもまず勝つことはできません。 ボスの攻撃をしっかりと見極め、回避し、間隙をついて少しずつ攻撃を当てては離れるヒット&アウェイ戦法がボス攻略のカギとなります。

この回避主体の戦闘が非常にスタイリッシュかつスリル満点で、どんなに優勢でもちょっとの回避ミスで一気にピンチになる緊迫感がゲームプレイ中の感覚をキュッと引き締めてくれます。 それでいて理不尽に感じるほどの難易度ではなく、前述のアクション性の良さも相まって、仮に負けても「くそーもう一度!」とすぐ挑戦したくなる素晴らしいバランスに仕上がっています。

ゲームオーバーになっても、またすぐ挑戦したくなるのは「良アクションゲーム」の証(/・ω・)/

【拡張】ボスから新たな能力を… 攻撃やアクションが強化されていくワクワク感

最初のボス「シーグリッド」を倒すとその魂をスキルとして使用できるようになります。

通常スキルとして「2段ジャンプ」、攻撃スキルとして「鉄球範囲攻撃」が可能に。

上でも書きましたが本作は待ち受けるボスを倒すことで新たなスキルを習得することができます。

スキルの中には2段ジャンプなど、より高度なアクションが行えるようになるものもあり、それによって今まで行けなかったエリアにも行けるようになり探索範囲がどんどん広がっていきます。 この「メトロイドヴァニア」特有の「できることが増え、行けるところが広がっていくワクワク感」が非常に楽しく、時間を忘れてゲームにのめり込んでしまいます。

おわりに

疲れたらベンチに座って一休み。 休息も大事ですね。

ちなみにベンチに座ると魂をセットしている騎士が見守ってくれてるのも良いです(*’ω’*)

という訳で今回は6/22にニンテンドースイッチで配信されました「エンダーリリィ(ENDER LILIES: Quietus of the Knights)」を簡単に紹介させていただきました

私的には最初にニンテンドーダイレクトで見た時はさして興味もなく、購入するつもりは全くなかったのですが、その後PVなどを見て購入を決意。 その後プレイして上述の世界観・操作性・難易度・親切さなどあらゆる要素のレベルが高く、まだ序盤ながら非常に満足しています。

スイッチで遊べる名作アクション「ホロウナイト」や「ショベルナイト」に並んで「スイッチでできる名作アクションゲーム」として推せる作品と言えると思います。 価格はインディーズとしては標準~やや高め位の2,800円弱ですが個人的には破格の値段だと思いますね。 

歯ごたえのあるアクション・挑戦しがいのある難易度・スタイリッシュな戦闘・メトロイドヴァニア的探索アクション・ホロウナイトのような雰囲気が好きな方は是非是非一度プレイしてみてください。

絶対に後悔はしないと思いますよ(/・ω・)/

・BGMも良いです。 こちらもおすすめ

改めて ゲーム概要

ENDER LILIES: Quietus of the Knights
タイトルENDER LILIES: Quietus of the Knights
ジャンル2Dマップ探索アクション
配信開始日2021年6月22日
対応機種steam / Nintendo Switch
価格2,780円
ストアページhttps://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000035192.html

ゲームニンテンドースイッチ単品ゲーム紹介

この記事を書いた人

タニシ翔

アニメ・ゲーム・プラモ・アクアリウム等のインドア趣味好きおじさん。
最近はウマ娘やプリコネ、カイロソフト作品を主にプレイ。
推しはライスシャワー・ナイスネイチャ。

家庭機は3D酔いしやすいので主にSwitch信者ですがPS4もたまにプレイ。ダンガンロンパ・龍が如くシリーズ好き。

プラモは主にアニメの影響でガンプラや戦車を主に作る。
ただし塗装やライン消しすらこだわらない超ライトユーザー。

アクアリウムの魅力に最近ハマり色々模索中。タニシ可愛い

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