時を行き来し攻略するRPG「CRIS TALES」が良さげって話。 コロンビア産のJRPGを紹介【ちょっと問題点もあり】

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ゲーム
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『Cris Tales』は新たな視点で綴られる、インディーからクラシックJRPGへの美しいラブレターです。

皆様こんにちは。 スイッチ大好きゲーマー、翔と申します。

今回はちょっと前にPVを見て気になり、購入したこちらのゲームを紹介したいと思います。

Cris Tales

【PV】はこちら

ちょっと海外っぽい絵柄が印象的なRPG「Cris Tales」です。

このゲームですが、なんと南米・コロンビアのゲームスタジオが日本産RPGを強く意識して製作された作品とのことで、絵柄や演出など、あまり日本の作品では見られないような特徴がある一方で、コマンド選択式の戦闘や、お使いイベントなど日本のゲームでおなじみの要素もあったりします。

さらに本作の大きな特徴として「画面が”過去” ”現在” ”未来”の3つに分割され、それぞれに的確に干渉することでゲームを進めることができる」という素晴らしいアイデアが盛り込まれており、普通とは一味違ったゲーム体験ができると思います。

ただし、ゲーム的にちょっと気になる問題点もあったりして、「すべてのゲーマーさんに無条件におすすめ!」という風にはちょっと言えないです。 気になる方は気になってあまり楽しめないかもしれません。

今回はそんな海外の方の目線で作られた「コロンビア生まれのJRPG」の序盤をプレイして感じた「良いところ」「気になったところ」を簡単に紹介したいと思いますので、購入を考えている方は是非最後まで見てみてください。

【追記】

「Cris Tales」の戦闘部分の特徴や魅力などを紹介した記事はこちら。 時の操作と仲間との連携が重要な奥深い戦闘について書いていますので、戦闘部分について詳しく知りたい方は見てみてください。

ゲーム概要

Cris Tales


ゲームタイトルCris Tales
メーカーModus Games
ジャンルRPG
配信日2021年7月20日
価格(DL版)3,980円(税込)
プレイ人数1人
ストアページsteamストアページへ
ニンテンドーストアページへ

「Cris Tales」はこんなゲーム

Cris Tales

【ゲーム紹介】(引用)

『Cris Tales』は新たな視点で綴られる、インディーからクラシックJRPGへの美しいラブレターです。過去をかいまみ、現在で行動することでダイナミックに変化する未来。そのすべてがひとつの画面で繰り広げられます! 目覚めたばかりの時使いCrisbellや魅力あふれる仲間たちと共に、恐ろしい未来の迫るファンタジー世界を旅しましょう。強大な力を誇る時の女帝とその軍勢は、Crystallisと4つの王国を引き裂こうとしています…

時の女帝の野望を阻み、世界の未来を描き直すため、あなたは困難な冒険に旅立ちます。各地の王国をめぐり歩き、一緒に戦ってくれる頼もしい仲間と出会い、パーティに加えましょう。仲間たちの力やCrisbellだけの時の魔法を使いこなせば、どんな敵も怖くはありません。敵を過去に飛ばし、若く弱かった頃の姿をあばきましょう。毒を与えて未来に飛ばせば、相手は毒のダメージに屈しているでしょう。本作独自の戦闘システムで自分だけの作戦を作りあげましょう。

Crisbellが成長するにつれ、あなたの選択は出会う人々により大きな変化をもたらします。物語のはじまりから最後まで、こうした変化はリアルタイムで世界に大きな影響を与えるでしょう。すべてのキャラクター、NPCや敵、果ては王国にも過去があり、現在があり、未来があります。あなたの行動しだいでは、未来は1つだけではないことも! 美しい手描きの2Dアートはフレーム・バイ・フレームのアニメーションとなり、20時間を超えるゲームプレイを枝分かれする可能性で彩ります。

プレイヤーの行動は時を超え、こだまのように響きます。『Cris Tales』の心踊る忘れられない冒険をとおして、分岐するストーリー、斬新なバトル、クラシックRPGの興奮を一度に味わい尽くしましょう。

ニンテンドーストアページより

「時の魔法」で過去や未来を行き来する”タイムトラベルストーリー”

ゲーム最大の特徴はなんといっても主人公・クリスベルたちが持つ「時の魔法」による、ストーリー攻略要素や独自の戦闘システムで、起こり得る最悪の未来を改変する”タイムトラベル”ストーリーの楽しさ、一見強大な敵に見えても過去や未来に移動すれば大きく弱体化するなど考えて戦う戦闘の楽しさが存分に味わえます。

「時の魔法」はゲーム最序盤で入手することができ、主人公の少女・クリスベルは「現在」の他に「過去」と「未来」の風景を見ることができるようになります。 さらに相棒となるカエルの力を借りて、過去や未来に干渉することで、過去に起きた出来事の真相を探ったり、未来に起こる惨劇を回避したりすることができます。

相棒のカエル・マティアス。時空に干渉する際には彼の力を借りることになります。

「時の魔法」で敵を弱体化! 色々工夫するのが楽しい戦闘

戦闘に関してはRPGではおなじみの「戦う」「スキル」等を選んで戦う「コマンド選択式」となっており、「ドラクエ」や「ペルソナ」が好きな方ならすぐに馴染めると思います。 さらにアクセントとして敵に攻撃が当たる時や攻撃される時にタイミングよくボタンを押すとダメージが増減したりする、「マリオストーリー」の戦闘のような要素もあったりします。

しかし本作の戦闘システムの肝となるのはやはり「時の魔法」を駆使した時空移動要素で、通常の手段では倒せないような相手でも過去や未来に移動することで、大きく弱体化させることができ、楽に倒すことができることがあります。 さらに弱体化させるために過去や現代で特定の行動を行い、時間を進めることではじめて効果を発揮したりするようなものもあり、色々考え工夫を凝らしたりする戦闘が好きな方はきっと楽しめると思います。

例えば強力な「鋼鉄の盾」を持ち、ダメージを与えられない敵でも、”水をかけて” ”未来へ移動”することで鋼鉄の盾が錆びつき、ダメージが与えられるようになったりします。

こういった時空移動+特定行動により戦闘を優位に、という独自の戦闘システムが楽しいです。

Cris Tales
戦闘の基本はオーソドックスなコマンド選択式ですが、「時空移動」や「ジャストガード」などアクセントとなる要素がいろいろ盛り込まれており、慣れれば楽しいです。

1時間プレイして感じた良いところ

1画面に「過去」「現代」「未来」を収めた魅せ方が素晴らしい

本作では画面が三角状に3分割されており、左から過去・現代・未来の様子を表しています。

本作の最大の特徴である、「時の魔法」による過去・未来の視覚化ですが、特定の操作によって切り替えたりするのではなく、一画面が2本の線により3つに分割され、左から過去・現代・未来の様子が常に表示されるようなちょっと変わった表示方法になっています。

それだけ聞くと「見づらくない・・・?」とか「不便じゃない?」とか感じる方もいるもしれませんが、全然そんなことはありません。 むしろ、キャラの移動に合わせて画面が移動し、それに合わせてリアルタイムでゲーム内のキャラやオブジェクトの過去・現代・未来の姿を見ることができますので、いちいち操作をして切り替えたりする必要が無く、非常に便利です。

そしてこの見せ方のおかげで、フィールドをただ移動しているだけでも、キャラクター達や町の風景などの過去や未来の姿が自然に目に入り、「あ、この怖そうな人、過去はこんな感じだったんだなぁ」とか「え、こんな偉そうな人が何で未来ではこんな姿に・・・」とかゲームの進行上関係ないキャラの背景などに対しても想像が膨らんだりして、街を散策するだけでも楽しくなってきたりします。

画面中央の「現代」では赤ちゃん連れのお母さんですが・・・

画面左の「過去」に移動すると少女時代のお母さんの姿が

そして画面右の「未来」の枠では赤ちゃんも成長して仲良し親子に。 こうしたキャラたちの変化を眺めるだけでも楽しくなってきます。

海外アニメのような絵柄と美麗な2Dグラフィック

「Cris Tales」は海外のインディーズゲームだけあって、日本のゲームとはだいぶ違った雰囲気の海外のアニメチックな絵柄となっています。 これに関しては慣れない方はちょっと気になるかもしれませんが個人的には良い点ですね。

また、フィールドは基本的には奥行きのある2Dフィールドとなっており、日本のゲームで例えると「マリオストーリー」のような操作感となっています。 この2Dフィールドのグラフィックには美麗なアニメーションで書き込まれているところが多々あり、加えて上述のように時代の変化に合わせた変化もしっかりと反映されるため、散策の楽しさを大きく盛り上げてくれます。

絵柄はちょっと独特ですがすぐ慣れます。

プレイしてちょっと気になったところ

音声が英語のみ&文字がちょっと小さく読みづらい

これまでのストーリーや受注中のクエストを確認できる「クエストログ」画面。 ・・・字が小さいっス・・・

本作でまず気になった点はこの「英語音声のみ&字が全体的に細かく見づらい」という点です。

音声自体はほぼフルボイスとなっていて、モブですらセリフの読み上げがあるのですが、その音声がすべて英語になっております。 また全体的に文字が小さすぎて読みにくい、という問題点もあり、キャラ同士のセリフの確認だけでもちょっと苦労するレベルです。

戦闘がかなりもっさりでテンポが悪い

Cris Tales
左下のHP・MPなどが確認しづらいのも個人的にマイナスポイント。 黒背景に濃い色はやめてクレメンス・・・(-_-;)

本作の良いところとして「アイデア重視の戦闘」という点を紹介しましたが、その戦闘にもちょっと気になる問題点があります。

本作の戦闘は一人ずつ行動速度が速い順に行動していくタイプなんですが、序盤は特にできることが少なく、攻撃がワンパターン化するためかなり単調に感じます。

また、攻撃モーションも若干ですが長くもっさりしているうえ、早送り機能などもないため、爽快感が無く、戦闘一回一回が長くなりがちになるうえ、後述する前後に挟まるロードによって戦闘周りはかなりテンポが悪く感じます。

おまけにRPGの戦闘において最重要と言っていい自キャラのHP・MPなどの数値表示が小さい・色が悪いなどの理由でぱっと見で確認しづらく、若干ストレスに感じます。

ロードがちょっとだけ長い&頻度が多い

本作のマップはある程度の広さのエリアに区切られ。街の中であってもエリアや建物間の移動毎にロードが挟まるんですが、このロードが6,7秒ほどかかり、ほんの少しですが長く感じます。

特に本作はフィールドを移動しているとエンカウントするドラクエ式のエンカウント方式を採用しているのですが、戦闘突入時と終了時にそれぞれロードが入るため、正直なところかなりテンポが悪く感じます。

我慢ならない、と言うほど長いわけではありませんが、場所によっては結構な頻度で挟まることもあり、人によっては結構煩わしく感じるかもしれません。

町などのエリア移動程度なら気になりませんが、敵とエンカウントするフィールド上ではエンカウントごとにロードが発生するため正直かなり煩わしいです。

マップが無く、街・ダンジョンの探索がちょっと不便

これも個人的には大きな不満点なのですが「マップ」が存在せず、街、ダンジョンの探索がかなり不便に感じます。

通常マップ・ミニマップ共に存在せず、自分の位置や町の構造などは自分で頭に入れておくしかありません。 まぁ、昔のRPGっぽいと言えばそうかもしれませんが、私のような現代水準のゲームに慣れ親しんだ人間からすれば「マップくらいは欲しいなぁ」とは感じてしましますね。

ヒント機能がちょっと不親切

本作には「Yボタン」を押すことでゲームのヒントを聞くことができる「ヒント機能」というものが付いているのですが、このヒントが「〇〇を探さなきゃ」など漠然としたものが多く、どこを探せばいいだの、具体的な指標が無いためちょっと不親切に感じます。

ストーリーを聞いていれば次の目的地や目的などは一応把握できますが、上述の通りマップが無いため、その目的地がどこにあるのかわかりにくい時もあり、もう少ししっかりしたナビゲーションがあっても良かったかな、と思います。

オプションがちょっと物足りない

本作のオプションですが、上記の変更点で全てです。

音声周りのオプションしか変更できず、画面の明るさやキーコンフィグ等の変更はできません。

【まとめ】これは絶対面白くなるやつ

という訳で1時間ほどプレイして気になった序盤のゲーム感を紹介しましたが、簡単にまとめると以下のような感じです。

【今回のポイント】

  • 良かった点
    • 過去・未来・現在を行き来してより良い未来を目指す魅力的なタイムトラベルストーリー
    • 時を操作して敵を弱体化するユニークな戦闘システム
    • 良く描き込まれた海外アニメ風の2Dグラフィック
    • 1画面に過去・未来・現在を効果的に配置したハイセンスな画面デザイン
    • 時代ごとに姿を変えるキャラや背景が豊富に用意されており、見てるだけで楽しい。
  • 気になった点
    • 音声が英語のみ
    • 全体的に文字が小さくて読みにくい
    • 戦闘のテンポが悪く爽快感が無い
    • ロードがほんの少し長い&頻度が多い(特に戦闘時)
    • マップが無く、ナビ機能が貧弱
    • オプションが音声周りしかいじれない

まだ開始して間もなく、ストーリーや、戦闘システムの核心に触れられていないので本作の真の魅力については紹介できませんが、とりあえず1,2時間ほど触れてみてこれらの点がちょっと気になりましたので、紹介したいと思いました。

特に最近の、フルボイス・セリフ大きめ・親切ナビゲーションな日本のゲームに慣れた私のようなライトゲーマーにはちょっとヒント関連の弱さとマップの無さは結構気になる点ですし、人によっては英語のみのキャラボイスも気になるポイントになるかもしれません。

しかし、本作にはそれらの細かな問題点など補って余りあるほどの魅力的な点が多々ありますので、気になる方は是非購入してプレイしてみることをオススメします

【追記】

特に独特な戦闘システムは本作の大きな魅力のひとつ。

「Cris Tales」の戦闘部分の特徴や魅力などを紹介した記事はこちら。 時の操作と仲間との連携が重要な奥深い戦闘について書いていますので、戦闘部分について詳しく知りたい方は見てみてください。

ただし、価格はインディーズにしては若干高めの4,000円弱となりますので、上記で挙げたような問題点が気になる方は、PVなどをしっかり確認してから購入するようにしましょう。 特にアイデアはいいもののテンポの悪い戦闘に関しては、爽快感ある戦闘が好き、という方にはちょっと我慢ならないポイントになってしまうと思いますので注意してください。

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